9/1、これから駐車場の整地工事に入るため、地元の方へ説明に行ってきました。
駐車場になる部分に赤茶けたパイプと支柱があります。
温泉を送るためのパイプで使っていないようです。
最初は駐車の支障になるので撤去しようかと考えたのですが、余分な費用が掛かるのでそのままに決めました。
地元の人にそれを伝えると、1960年代、福地に旅館が建ち始めたころ、その温泉を支えた輸送管だったそう。(今は他の泉源を使っています).
地元の方、「モニュメントとして残してくれたら嬉しいわ」
そのつもりではなかったのですが...
そこで、この記事を書くために写真を探しました。
無い、景色や現場記録写真に写りこんでいるだけ
でもよく見ると、草に覆われ、雪をかぶり、枯草と同化したり、
時間を耐え忍んでいるような...
1960年代、この森を購入する少し前。森と福地の宿を結んだ温泉輸送管。
福地温泉の歴史を知る私的産業遺構として大切に保存することにしました。
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