10/21飛騨市宮川町地内の広葉樹施業実証試験モデル林へ福地の森の活動拠点「道具番屋」の構造材になる木をヒダクマ、ツバメアーキテクツのみなさんと見に行きました。
かなりの急斜面、これが標準的な広葉樹林らしい。この急斜面のおかげで均等に日が当たり木々が平均的にまっすぐ育っている健康な森に感じました。
福地の森は平地のため人は入りやすいのですが、広葉樹と針葉樹が日光を求めて入り乱れ、日光争奪戦に負けた枯れ木や雪の重さで曲がった木などが散見される変化に富んだ森(悪く言えば荒っぽい森)です。
対比すると森の特徴がわかりますね。
飛騨市内の広葉樹は細い「小径木」が多く、建材などには向かないのですが、板を多層構造にして強度を増し「道具番屋」の構造材として使用します。また、伐採は山全体で一気に行うのではなく、横幅を決めて山の上下に細長く伐採し、両脇から自然に苗木が生える方法を取ります。
中規模伐採による経済性の追求と自然に再生する資源循環の両立の最適ポイントを探る実証試験です。
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伐採後の再生状況も確認できます。
ん、福地の森も活用方法の実証試験場?
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